趣味：キャンプな男になりたい

ウッドガスキャンプストーブ（Woodgas CampStove）。
単3電池2本をパワーソースにした、二次燃焼システム搭載木質燃料ストーブ。
とにかくよく燃える。
二次燃焼システムのおかげで煙も少ない。
鍋に付着するススも若干少ないような気がしないでもない。

高さ16cm。
重量650g。
炉の大きさ、直径10cm、高さ10cm。
単3電池2本で約10時間動作。
以上が基本スペック。

製造元は、SPENTON LLC。
日本での輸入代理店はUSIDE.NET。

ウッドガスキャンプストーブ一式。
右上のボトルには燃料の木質ペレットが詰めてある。
ペレットは水分をすぐに吸ってしまって、ちょっとでも濡れようものならデロデロのおかぐずに戻ってしまうので、こういう密閉容器で持ち運ぶことをおすすめする。
その下の電池ボックスには単3電池が2本収まっている。
エネループで問題なく動作。
製造元によると、Hiの状態で約10時間稼働するらしい。
1回20分稼働させたとして、30回分。予備バッテリーをあまり心配せずに長旅も行けそう。
電池ボックスのフタはネジでとめる方式のため、フィールドで電池交換をする際にはドライバーの携帯を忘れずにすること。ツールナイフがあれば問題なし。


炉はこんな感じ。
底に穴がないので、ペレットのような細かいものも入れられる。
じつはこれがかなり便利だと思っている。
ブッシュバディストーブは、ロストルがステンレスの格子になっていて、細かい木片は灰受けまで落ちてしまうのが気に入らないところだ。
ちなみに、シェラストーブもウッドガスキャンプストーブと同じく、炉の底に穴がなくてよろしい。


ペレットを入れてその上にティッシュ2枚。
ペレットはけっこう着火しにくいので、着火用に細い枝数本を置いた。
燃料は、上部吹き出し口ギリギリまで入れることができるが、今回はそんなに長時間の燃焼が必要ないのでこれくらいにしておいた。

着火の様子を動画で撮っておいた。


ティッシュ2枚でちゃんと火が大きくなるのが分かる。
着火剤いらずですばらしい。
ちなみに着火剤を用いる場合は、小枝などを用意せずともペレットの上に着海剤をおいて火をつければ、それだけでOK。


今回の食事は、九州直輸入ｗの「うまかっちゃん　香ばしにんにく風味」。
九州出身の人に聞くと、世界一うまいインスタントラーメンと皆が口を揃えて言う逸品だ。
うまかっちゃんを調理すべく、ウッドガスキャンプストーブでお湯を沸かす。
550ccのお湯を沸かすのだ、ウッドガスキャンプストーブ＆チタントレック900よ。


約10分後。
沸いたので、麺を半分に割って投入。
ここから3分。
待つ間、火が消えないように追加の小枝を投入する。
鍋の径が小さいので、脇から簡単に枝を放り込める。


煮えてきた。
ぐらぐらと煮るためにさらに枝を投入。
燃えろ燃えろー。


できた！
たしかに香ばしいにんにくの匂いがあたりに漂う。
火もちょうどいい感じで沈静化してきた。
あとは電源オンのまま燃焼させて真っ白い灰になるまで放置。


まず、うまかっちゃんは確かにうまい。
これまで食べた袋麺の中では相当上位にランクインするのは間違いない。
ただ、乾麺のラーメンとして考えると、やはり「火の国熊本とんこつラーメン」にはかなわないかなー。

ウッドガスキャンプストーブは改めて見直した。
電池も10時間持つし、ペレットを携行すれば枯れ枝が見つからない時も調理可能だ。
火力もかなりあり、風の影響も受けにくい。
なかなか侮れない実力を持ったストーブだと再認識した。

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